CIFTの"知の巨人"鈴木による株式用語の「優しい」解説。

第一回 株主総会

第十回 キャッシュフロー計算書(2005年10月15日)

 珍しく2日続けての投稿です。今日は久々に天気がよくてなかなか気持ちよかったんだけど、明日からはまた雨ということらしく、また憂鬱な日々です。

 じゃあやっていきますか株式用語解説第11回。
 今日のテーマは前回行ったとおり「キャッシュフロー計算書」です。前回の最後で、損益計算書は実際のお金の動きではないといったんですけど、そこをもう少し詳しく話すと、今日の会計は収益は実現主義という考え方のもと、費用は発生主義という考え方のもと費用を認識するために収益、費用と現金の動きにズレが生まれるわけです。例えば、最近はつけで仕入れ、売り上げをする(信用取引)なども活発で、実際に現金が動いてなくても収益や費用を認識するため、ズレるということです。

 まあそんなこんなで、キャッシュフロー計算書が重要になってくるわけです。 キャッシュフロー計算書は先ほどから何度もいっているとおり現金の動きを活動区分別に示したものです。その区分は、1営業活動によるもの、2投資活動によるもの、3財務活動によるものです。

一般的に
 @営業CFが+で、投資、財務CFが−の企業は安定優良企業
 A営業、財務CFが+で投資CFが−の企業は積極投資企業
 B営業、投資CFが+で財務CFが−の企業は企業再生企業
 C財務がCFが+で営業、投資CFが−の企業は不安定企業
といわれています。
Aには、急成長している会社に多く、Bには再生関連企業によくみられます。

ということで今日は終わります。

すずき  

第二回 株式ミニ投資
第三回 日経平均
第四回 TOPIX
第五回 証券会社
第六回 会社四季報
第七回 IR
第八回 貸借対照表
第九回 損益計算書
第十回 キャッシュフロー計算書
第十一回 PER
第十二回 ROE
第十三回 PBR
番外編 その@
   

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