CIFTの"知の巨人"鈴木による株式用語の「優しい」解説。

第一回 株主総会

第七回 IR(2005年10月07日)

 どうもです。これを書いている今は久々に天気がよく、部屋のお掃除なんかをやってみました。やっぱ部屋がきれいになると気持ちいいね。

 てことで株式用語解説第8回です。今日のテーマは「IR」です。IR分析とかIR情報というような言葉をよく耳にすると思いますが、そのIRとは何かについて説明したいと思います。

 IRとは、Investor Relationsの略で、訳してみると「投資家の関係」。つまり、企業と投資家が資本市場を通じて情報交換をしながら、お互いの関係を構築していくことであり、最終的には、資本市場から企業価値の適正評価を得ることを目標とする活動全般のことをいいます。

 IRの具体的な内容としては決算短信、有価証券報告書、決算広告、株主総会、企業見学会、投資家との個別面談、株主通信、ホームページの投資家向け情報など様々です。これらの中には制度として義務付けられているものもありますが、IRに対する力の入れ具合は、各社様々なようです。

 ちなみに毎年、日本IR協議会が「IR優良企業賞」を選んでいるそうなのですが、2004年度は旭化成、アサヒビール、エーザイ、NTTドコモ、商船三井、東陶機器などが受賞したそうです。

 IRは一方的に企業が投資家などに向けて行うものではなく、逆に外部からの厳しい批判を受けて、経営の質を高めるという目的もあるため、経営者と投資家が簡単に意見交換のできるHP上でIR専用サイトを設置している企業が増えてきているそうです。

 それでは今回はこのへんで。

すずき  

第二回 株式ミニ投資
第三回 日経平均
第四回 TOPIX
第五回 証券会社
第六回 会社四季報
第七回 IR
第八回 貸借対照表
第九回 損益計算書
第十回 キャッシュフロー計算書
第十一回 PER
第十二回 ROE
第十三回 PBR
番外編 その@
   

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