CIFTの"知の巨人"鈴木による株式用語の「優しい」解説。

第一回 株主総会

第八回 貸借対照表(2005年10月10日)

 こんばんは。最近はプロ野球もプレーオフや高校生ドラフトなどがあってなかなかおもしろいですね。一番気になるのは清原の行き先。自分的には楽天に行って4番打てばいいのにと思うんですが。

 ではさっそく株式用語解説9回はじめていきます。今日のテーマは「貸借対照表」です。バランスシートとも言われ、その頭文字をとってB/Sと一般的に呼ばれています。財務諸表のひとつであり、企業の一定時点における財政状態を示しています。簡単に言えば企業の体力をみる一覧表といったところでしょうか。

 B/Sの借り方、つまり左側には資産が表示され、貸し方つまり右側には負債と資本が表示されています。つまり、貸し方が資金の調達先を示し、借り方がその調達した資金の使い道を示しています。

 B/Sをみるときには、まず貸借のバランスを見ることが大切です。そこを見るために流動比率というのがあります。

   流動比率=流動資産÷流動負債×100

 流動資産(一年以内に現金化される資産)と、流動負債(一年以内に返済すべき負債)の割合をみるもので、100%以上が望ましいとされます。この理由は、一年以内に返済するお金がすぐに現金化できる資産よりおおいと、資金繰りが滞る恐れがあるからです。
しかし、必ずしも流動資産が多いといいというわけではありません。例えば、商品が多いということは、その商品が売れ残っていることを示すことにもなるからです。

 ほかにもいろいろな見方があると思いますが、百聞は一見にしかずです。自分の興味ある会社のB/Sを一度見てみたらどうでしょう。

 それではまた!!

すずき  

第二回 株式ミニ投資
第三回 日経平均
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第六回 会社四季報
第七回 IR
第八回 貸借対照表
第九回 損益計算書
第十回 キャッシュフロー計算書
第十一回 PER
第十二回 ROE
第十三回 PBR
番外編 その@
   

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